近年の撮り鉄について思うこと
本格的なブログの第一回目はタイトルの通り、最近の撮り鉄について思うことを書かせて頂こうと思います。
近年の撮り鉄に関しては前々からマナーがなっていないとか、駅員の話を聞かないとか聞いてはいました。しかしながら、どこかで他人事だと思い、「ふうん」で済ませている自分がいました。そもそも、駅や沿線で撮影して列車の運行を妨げれば、鉄道営業法違反、下手をすれば威力業務妨害罪で5年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられるそうです。
(参考:あすなろ法律事務所 「線路内に立ち入る行為は、どんな罪になるか」令和3年8月19日閲覧)
はっきり言って、
犯罪を犯してまで撮影がしたいですか???
という思いもあって、自分には無縁だろうと高をくくっていました。
しかし、夏休みに入り状況が一変します。私は夏休みを使って、国鉄の色が濃く残るしなの鉄道の115系S26編成に乗ろうと考えました。それまで金欠だったのと大学やアルバイトで時間が取れなかったためにここしかないと思い、計画をじっくりと立てました。しなの鉄道さんは優しいので「車両運行計画表」をHP上に公開してくださっていました。同時に、列車撮影に関してのお願いも出ていました。
後者は関係ないと思い(乗るだけですし)車両運行計画表を基に1週間ほどかけて計画を作成、いざゆかんと思った矢先にまさかの計画表公開停止。いやな予感の元、長野駅に赴いてみれば予定の列車はリニューアル済みの車両。落胆というか、怒りというか。
いや、しなの鉄道さんは悪くないです、当然。
このページには「撮影の際に、路上駐車、三脚・脚立設置など通行の妨げとなる行為」があったので、公開停止とのこと。
路上駐車は場合によっては違反行為ですし(免許取るときに習うでしょ)、三脚などの設置により交通の妨げになれば、道路交通法違反だそうです。
(参考:東洋経済オンライン「風景撮影「ここまでやったら犯罪」意外な境界線」令和3年8月19日閲覧)
勿論、撮り鉄全員がそんな違法行為をやっているわけではないです。
ただ、「樽一杯のワインにスプーン一杯の汚水を注ぐと それは樽一杯の汚水になる」(宇宙兄弟)ということは忘れてはいけないと思います。当然、この一件で私は撮り鉄に対する印象はかなり悪くなりましたし、カメラを捨てるか悩みました(結局、カメラを捨てる勇気はなく、相棒としてまだまだ使う予定です)
最後に、悪質な撮り鉄さんへ。
犯罪者になりたいですか??
同じ趣味を持つ者の妨害をしたいですか??
同じ趣味を持つものを邪険に扱うことは、コミュニティーの縮小を招くことや、敵を増やすことだという理解はしておいたほうが良いです。
稚拙な文章ですが言いたいことは言いました。何かあれば、コメントしてください。
ではでは、次回の投稿でお会いしましょう。読者になってくださるとうれしいです。